前回は動画投稿サイトTopBuzzから動画投稿を勧誘する詐欺メールがきました。
詳しくはこちら
記事:TopBuzzから怪しい勧誘メールが来た! どうやら詐欺らしい
今回また新たなフィッシング詐欺メールがやってきました。
今度の差出人はあの有名なIT企業、
アップルです!
(きっと同名他社という体でやっているのでしょう。
こっちは詐欺会社だけどねw)
Apple-storeからアカウントの有効性がどうとかのメールがきた
こういったメールが送られてきました。
いかにも本物っぽい |
あの有名なリンゴのマークが付いていますねえ。
これだと「ああ、アップルからなんかメールがきたな」と最初は誰でも思うでしょう。
まわりの枠線もなんかそれっぽいですしw。
ご丁寧にコピーライトとかいう文字も下のほうに書かれています。
これは本当に精巧に作られているメールですねえ。
文字化してみるとこうです。
アカウントの有効性を確認できませんでした
ファイルに関するお支払い情報。
親愛なるお客様:〇〇
いつも Apple-Store をご利用いただき、ありがとうございます。
私たちは、あなたのアカウント情報
の一部が誤っていることをお知らせしたいと思います。
私たちは、あなたのアカウントを維持するためにお使いの
App store ID情報を確認する必要があります。
今すぐアカウントを確認できます
私のApp store ID
私たちは24時間以内にあなたからの応答を受信しない場合は、
ア カウントがロックされます。
05/05/2018 11:18:03
ちなみに「今すぐアカウントを確認できます」の下にある
「私のApp store ID」というところはクリックしてはいけません。
個人情報を書くサイトに誘導されますからね。
(クリックしても誘導されるだけなので個人情報を書いて送信しなければ大丈夫、
だと思うw ワンクリック詐欺ではない、と信じるw)
宛先などを見てみるとAppleとある
宛先を見てみましょう。
シンプルに堂々とAppleと書いてあり、App Storeともあります。
その他に営業部だなんだと付属する名称はありません。
これだけ堂々と書かれていると本物から来た感がありますねえw。
添付ファイルというのもありました。怖くて開けてませんw |
これは詐欺だ! そもそもApple-storeというものを使っていない
このメールが送られてきた時、一瞬は「あれ?なんかまずいことになってる?」と思い、
何かAppleへアクションをしないといけないかなと焦りましたが、
すぐに冷静さを取り戻しネットで検索してこれは詐欺メールだと判明しました。
なんですぐに冷静さを取り戻したかというと
管理人はそもそもApple-storeというものを使っていません。
もっというとApple-storeって何?くらいですw。
厳密にいうとアバウトにそういうものがあるらしいくらいの認識です。
なので身に覚えがなさすぎて冷静さを取り戻せました。
(グーグルクロームは使っており、
そこで広告を非表示にするアドブロックなどのプログラムは使っていますので
それのことかなと最初は考え、一瞬信じてしまいました。
ちなみにこのプログラムは無料で使えるプログラムなので
ここからも「ファイルに関するお支払い情報」というのはなんかおかしいなとも思った)
つまり逆に言うとApple-storeを使っていたら騙されていた可能性もあるということです。
たまたまApple-storeで何か有料のプログラムなりソフトなりを使っていなかったから
助かっただけなのかもしれないのです。
よく見ると日本語が変、ここからも詐欺メールだと分かる
今回の事から感じたこれからの教訓としては、
「事前警告もなしにいきなり「あと1日で、1時間で」など
短期間でサービスの有効期間が終了すると言ってくるようなものは
詐欺メールの可能性大だ」
ですね。事前警告がないにも関わらず、
いきなり「あと24時間でアカウントが使えなくなるから早く金を払え」とか
天下のアップルがするわけがありません。
管理人はお名前.comで独自ドメインを取得しているのですが、
このドメインの更新なんて2ヵ月前の日から「あと2ヵ月でドメイン契約が切れますよ」
というメールがカウントダウンのように毎日やってきました。
(それはそれで鬱陶しいのですがw)
日本の1ドメイン企業ですらこれくらいのスパンで更新の警告をしてくるのですから、
世界的大企業であるアップルが事前連絡もなしに
いきなりあと24時間で使えなくなるなどの脅迫まがいなメールを送るのは
絶対的におかしいと分かります。
なので非常に短い期間で機能が使えなくなるなどのメールはまず怪しみましょう。
それと今回改めて感じたのは、
「よくよく読んでみると日本語がなんか変」です。
冷静に来たメールを読んでみましょう。「アカウントの有効性を確認できませんでした
ファイルに関するお支払い情報。」
天下のアップルがこんな直訳ソフトそのままな文章書きますかねえ。
それに「お支払い情報」のあとには「。」があるのに
「確認できませんでした」の後には「。」がありません。
その下の文の改行もなんかおかしいですし、
「アカウント」が「ア カウント」になっていたりと
とても一流企業が送るメールと思えません。
こういったことからも怪しいメールと見分けることができると感じました。
とはいってももしかしたら本物のメールである可能性も0ではありませんから、
そこは見極める必要性があります。
ですが何か異変が起こるとその不安感に駆られている状態が嫌で、
その状態から開放されようとすぐに自分判断で処理してしまうのはやめましょう。
(オレオレ詐欺にも通じるところがありますねw)
みなさんにはこのような事例もあることを思い出して、
不安にさせるメールが来たらまずは冷静になり、
とりあえずネット検索でもしてちょっと調べてみることをおすすめします。
こういった単純な詐欺メールであればすぐに解決法が出てきますよ。
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