お風呂に入ってから出ると肌はさっぱりして水分も補給され潤う感じがします。
しかし、管理人もそうですが乾燥肌の人だとすぐ乾燥したようになり、
カサカサになって痒くなってしまいます。
そこで必要になってくるのが保湿ケアです。
これをしっかりやってケアをすればあの風呂上りの痒みが緩和されるかもしれません。
(個人差があるのですごく改善される方もいれば全く効果がない方もいるでしょうが)
この保湿ケアなのですがどうやら効果的な時間があるようです。
それは一体どれくらいなのでしょうか?
保湿ケアはお風呂から上がって10分以内に!
温泉による健康の効果を研究している「日本健康開発財団温泉科学研究所」
というところが発表したところによりますと、
お風呂上りの保湿ケアで一番効果が高いのは
上がってから1分以内であり、
効果のある時間全体では10分以内
であるようです。
入浴自体は肌のケアに良い、だけど落とし穴もある
たとえ上がった後に乾燥してしまうとしても、
入浴というものはスキンケアには絶対的に良いことです。
単に肌の表面を洗って清潔にし水分を補給する効果もありますが、その他にも
体を温めて新陳代謝をよくするという効果もあります。
ですが、それだけでは完全な肌のケアにはなりません。
お風呂から上がり、脱衣所から出ますとそれから急激な乾燥が始まり、
意外にも思われるかもしれませんが、
その後はお風呂に入る前よりも肌が乾燥してしまうのです。
過乾燥という状態です。
ですのでお風呂に入るだけでは保湿ケアにはなりません、
それどころかもっと乾燥してしまうような悪い状態がずっと続いてしまうかもしれません。
検証してみて保湿ケアをする時間帯が分かったようだ
20代から40代の女性に入浴してもらい、
お風呂から出た後肌の水分がどれくらいの時間で減っていくのか、
急激な肌の乾燥がお風呂から出てどれくらいでくるのか、
保湿ケアをするのならどれくらいの時間でやればいいのか
を調べる実験により分かったことが、風呂上りから10分以内の保湿ケアです。
この実験によると、お風呂から出て10分までは肌の水分量が
入浴前よりも多かったのですが、それ以降は入浴前と同じくらいになり、
それから20分から50分経つと水分量は大きく減退して
過乾燥という状態になっていくことが分かったようです。
その他にもお風呂から出て1分後が一番肌の水分量が多くて
入る前の2倍にもなることも分かったようです。
このことを踏まえると肌のケアをするのなら、
お風呂から出て体を拭き着替えて脱衣所を出てからやるのではなく、
出て軽く拭いてからすぐの水分量がまだある内に肌のケアをする方が
効果的だということが分かりますね。
一番良いのはお風呂から出る前にケアすること
お風呂から出てなるべくすぐに肌の保湿ケアをすることは分かりましたが、
それよりももっと効果的なケア方法があります。
それはもうお風呂場の中で肌のケアをすることです。
お風呂から出て10分以内、一番いいのは1分以内というのが一番良いのですが
それならそもそも出る前にしてしまえばより良いのではないでしょうか。
といっても現実的にはお風呂場の中で体を拭くのもべたべたして難しいので、
風呂場の中では保湿クリームの下塗りをするくらいで
本格的なケアは脱衣所で体を拭いてからになるでしょう。
(素早く拭いてからケアしましょう)
とにもかくにも肌の保湿ケアはお風呂から上がってすぐにやりましょう。
少なくとも10分以内は絶対ね!
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